ボトックスについての基本的なこと

Q,ボトックスってどんなもの?怖いものじゃないの?

ボトックスを注射すると、筋肉の収縮に必要なアセチルコリンの放出が抑えられ、その周囲の筋肉の収縮力が低下します。

その性質を最初に治療に利用したのは、1970年代アメリカの眼科医で斜視を改善することができました。

その後、1980年代に入ると色々な治療に使われるようになりました。

日本では現在、眼瞼けいれん、片側顔面けいれん、痙性斜頸、小児脳性麻痺患者の下肢痙縮などに伴う尖足などの

治療において、健康保険診療が認められています。さらには多汗症(わき汗)に対してもボトックスが保険適用治療となりました。

このように色々な病気の方にも使われている薬剤です。

美容医療においては、ボトックスは、筋肉の動きを和らげる働きがあるので、

「動いて出来るシワ=ボトックス」となります

もちろん、ボトックスは筋肉の動きを弱める➜筋肉が使われないので、筋肉がやせる➜その部分のボリュームダウン

という働きもあるので、

エラが張っているかたがエラにボトックスをうつと……エラのボリュームが減って、小顔に!

ふくらはぎの筋肉が張っているシシャモ脚の方がボトックスを打つと……スラっと細い脚に!

なることもできます。

その他、わきや顔の汗がひどい方が、ボトックスを細かく打つと、汗を止める事もできます。

Q,ボトックスって菌を注射するの?

いいえ、違います。

ボツリヌス菌からできた毒素を分解・精製したもので、ボツリヌス菌の菌体やその成分、培養液の成分などは一切含まれていません。

毒素とついてしまうとそれだけで、イメージ悪いですが、どんな薬でも、量によっては毒になります。

頭痛薬でも大量にとれば腎機能障害がおきますし、有名な抗生剤のペニシリンも元をたどれば、青かびです。

Q,ボトックスって怖い顔になるって聞いたけど?

眉間のボトックスのバランスが悪いと、眉尻が上がってしまったり、目尻のボトックスが効き過ぎてしまうと、笑っても目が動かなくなってしまうので、

怖い顔になる印象がついてしまったのだと思います。

ボトックスを打つ量や、うつ場所によって、そのような事は回避できるので、ボトックス=怖い顔というのは間違いです。

Q,ボトックスが効き過ぎてしまうんです。

海外でも、ナチュラルにボトックスを効かせるBaby Botoxという方法があります。ボトックスの量を減らすと、その分、効き目は短くなります。

私も「シワがでてきたな~」と思った時に、少量をパラパラと色々なところに打ってメンテナンスしています。

決して、4.5ヶ月に1回で、打っているわけではないです。

(探すと打てるところはいつもあるんです。額のついでに、目尻、鼻根、口角、アゴ先、首とか……)

よく思うのですが、美容医療は美容室と一緒で、一回「あれ、これ違う💦」と思っても、

自分にあうプロを見つけて、その人に希望を伝え、いい感じのところを探していく作業が必要だと思います。

(もちろん、最初から理想通りに仕上げてくれる人に会えればいいと思うのですが、美容室も美容クリニックも沢山あるので、

技術も玉石混交だと思います。)

効きすぎてしまった場合は、ボトックスの拮抗薬(オビソート)があります。けれども、拮抗薬は一回打ったら、ボトックスの効果が消えるわけではなく、

効果のある期間が短いので、1週間に1回くらいの頻度で何度か打たないといけません。

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